【脇の汗ジミついてませんか?】今すぐ始める脇汗対策

夏に近づくこの時期、脇汗対策は必須ですよね!
急いで電車に乗った時など、汗が出てTシャツが汗ジミでビッショリなんてことありますよね。
恥ずかしくてさらに汗が出てきてしまい焦った経験がある人も多いと思います。
また、脇汗のにおいも気になる時期…しっかり対策していきましょう。

脇汗とワキガは違います

脇の黒ずみに悩む女性

脇汗に悩んでる方は「もしかして私ってワキガ?」と心配に思ったことがあるかと思います。
確かに脇汗には臭いがありますし、ワキガは自分では気づきにくいので不安になりますよね。
ですが、根本的に脇汗とワキガは別物です。
いずれも汗が原因ですが、汗の出る汗腺が異なり、暑い時や運動をした時などに出る汗は(エクリン汗腺)から、ワキガの場合は(アポクリン汗腺)から出ており、成分も見た目も違うものです。

・エクリン汗腺
エクリン腺はほぼ全身にある汗腺で、汗のほとんどはエクリン腺から放出されているものです。
人間の身体には約350万個のエクリン腺が存在し、とくに脇や手のひら、足の裏に多くあるといわれています。
エクリン腺の数は人種によって異なり、日本人は比較的少ないそうですが、汗をかきやすい人はエクリン腺の数が多いといえるでしょう。
エクリン腺から放出される汗は基本的に無臭ですが、食生活や生活習慣によっては臭うことがあります。

・アポクリン汗腺
アポクリン腺は主に脇の下や耳に存在する汗腺で、エクリン腺と同様に少ない人と多い人に分かれ、1つひとつの大きさも異なります。
アポクリン腺から出る汗にはタンパク質や脂質、アンモニアが含まれており、これらの成分を皮膚に生息する菌によって分解されることで、ワキガの臭いへと発展します。

エクリン腺もアポクリン腺も、数が多ければ多いほど汗の量が多くなるのです。

脇汗をかく要因と対策

汗の役割は体温調節が主ですが、他にも汗をかく要因はさまざまあります。

精神的な要因

緊張したり不安に思ったり、ストレスを感じたりした時、交感神経が刺激されることにより急激に発汗します。
これは「精神性発汗」と呼ばれ、体温調節のための汗とは異なるもので、発汗する場所も汗の成分も特徴的です。
体温調節のための汗は99%が水分で、1%の塩分や尿素、アンモニアなどで構成されサラサラとして無臭です。しかし精神性発汗は手のひら、足、脇、顔面や頭部などにみられ、体に必要な水分やタンパク質や脂質まで出てしまい、臭いとともに白くなったりベタつくこともあります。

運動不足

私たちの体は、全身にある汗腺から汗を出すことで体温調節をしています。
この汗腺は、実は運動不足によって働きが鈍くなることがあり、汗腺がスリープ状態の時に体温が上がると、心臓近くにある脇のエクリン腺が急に活発に働いてしまうため、大量の脇汗をかきます。

食生活

一般的に、欧米化された食生活は汗をかきやすくなる原因になりやすいと言われ、肉や乳製品など脂肪分の多い食事をとると体温が上がりやすくなるほか、肥満になりがちなこともあるので、注意が必要です。
具体的には以下のようなものが挙げられます。

・動物性脂肪を多く含むもの
汗腺を刺激してしまうため、汗をかきやすくなり、ニオイもアンモニア臭の強いものになります。

・刺激物
香辛料など刺激の強い食べ物や甘いものは、交感神経を活発にし、副交感神経とのバランスが崩れ、汗がたくさん出ます。

・カフェイン
中枢神経を興奮させて汗腺を刺激することで、汗が出やすい原因になります。

睡眠不足

実は睡眠不足はさまざまな不調の原因になります。
睡眠が足りないと、自律神経の副交感神経がバランスを崩すことで汗をコントロールできなくなり、脇汗が出やすくなります。
また睡眠不足は先述のストレスの原因にもなります。

ホルモンバランスの乱れ

加齢も脇汗のひとつの要因で、女性は更年期を迎えると脇汗が出やすくなりますが、これはホルモンバランスの影響による自律神経の失調が原因です。
また更年期ではなくても、ホルモンバランスが乱れて同様の症状が現れることもあります。

遺伝的要素

最初にご紹介した、エクリン汗腺とアポクリン汗腺、ふたつの汗腺。このうちアポクリン汗腺は遺伝しやすいと言われており、両親のどちらかがワキガ体質であれば、その子供は50%の確率でワキガになるそうです。
エクリン腺による多汗症などの「汗の量の悩み」が遺伝するのかは、まだはっきりとは解明されていません。

脇汗を抑える対策方法

私たちを悩ませる脇汗ですが、少しでも抑えるための対策方法をご紹介します。

制汗剤で止める

最もスタンダードな脇汗対策方法で、大きく分けてクリーム、スティック、ロールオン、スプレーの4タイプがあります。
スプレータイプはさらっとして清涼感もありますが、多量の汗で流れ落ちてしまうこともあります。
ロールオンやスティックは手を汚さずに直接肌に塗りつけることができるので、お手軽で便利です。
クリームタイプは肌への密着度が強いことから、制汗効果はもちろんにおい防止効果にも期待できそうです。

病院での手術

脇汗の原因である汗腺を取り除く、または破壊する手術で症状を改善することもできます。
いくつかの手術方法があり、症状の重さや担当医師によって異なりますので、しっかりと事前に相談することが大切です。
基本的には保険適用外手術ですので全額自己負担になり、手術法や病院にもよりますが、20万円から40万円程度が相場です。
症状によっては保険適用になる場合があるので、いくつかのクリニックで相談してみるのも良いでしょう。

ボトックス注射

最近注目を集めているボトックス注射とは、ボツリヌス菌から抽出されたタンパク質を注射し、一時的に筋肉を麻痺させ脇汗を抑える方法です。
ボトックスを注射すると、脳から出る「汗を出せ」という指令がブロックされ、注射をした範囲の汗をストップさせることができます。
ごく細い針を用いるので痛みもそれほど強くはなく、安全で9割以上の人に効果があります。
「重度の原発性腋窩多汗症」と診断されれば保険が適用され3万円前後から受けられます。
自由診療の場合はクリニックによっても差がありますが、10万円前後でできます。
ただし3〜6カ月程度の効果で定期的に施術が必要となり、また一時的に内出血したり、脇以外の場所から汗が出たりといった副作用があることも覚えておきましょう。

リラックスする

有効な方法のひとつが、腹式呼吸です。
鼻から息をゆっくり吸い込み、おへその下あたりに空気をためるイメージでお腹を膨らませ、吐くときは口から吐きます。
腹式呼吸をする時に高原や海、花畑などのイメージを浮かべるとさらにリラックス効果が高まります。
また、ゆっくりとお風呂に浸かる、アロマを活用するのもいいですね。

緊張には心理的な治療

精神的な要因による脇汗改善のためには、心療内科でカウンセリングなどの治療を受けることもひとつの方法です。
自律神経の働きを整える「自律訓練法」などによって改善される場合も多く、症状によってはビタミン剤、精神安定剤や抗不安剤などを用いることもあります。
心を健やかにすることで、脇汗や自律神経失調による体の悩みが解決することありますので、一人で悩まず専門家に相談してみるのもおすすめです。

シンプルな対策!こまめに汗をふく

汗は出ただけでは臭いませんが、放置しておくと雑菌が繁殖する原因となり嫌なにおいが発生します。
こまめに拭き取ることでにおいや衣服への汗ジミを防ぐことができます。
タオルなど吸水性の良いものを一度濡らして固く絞ってから使うと、皮膚に残った雑菌までしっかりと拭き取ることができます。

脇汗パッドや汗取りインナーで対策する

脇汗パッドや汗取りインナーなどの脇汗対策アイテムの活用も良いでしょう。
お気に入りの服も着られますし、服の黄ばみ防止にも最適です。
脇汗パッドには衣服の脇部分に張るタイプと、脇に直接つけるタイプがあり、衣服に貼るタイプは、服にシミを作りにくく、制汗剤と併用できるのがメリットですが、白い服などの場合は透けて周りの人に、バレてしまうことなどのデメリットもあります。
直接つけるタイプは、目立ちにくくピンポイントで脇汗をガードできますが、反面汗で剥がれてしまったり、かぶれやムレなどのトラブルが起きることもあります。
現在たくさんの種類があるので、自分に合ったアイテムを探してみましょう。

脇汗対策のツボがある!

脇汗対策に効果的なツボがあるって知ってますか?
脇汗を抑えることができる代表的なツボがこちらです。

  • 合谷(ごうこく)
    手の甲、人差し指と親指の間にあるくぼみからさらに2センチ内側にあるツボ。このツボを刺激すると自律神経を整えることで体温調節し、脇汗を抑えます。
  • 屋翳(おくえい)
    乳首から約4センチ上にあるツボで、脇汗など上半身の汗に即効性があります。

脇汗の対策を実践して清潔感を高めましょう!

脇汗対策もさまざまあるのがわかりましたね!
いろんな対策を組み合わせたり、ご自身に合った対策でこの夏から脇汗の悩みを解消し、爽やかな夏を過ごしましょう!