やばい!おりものの異常な色は性病のサイン!?

多くの女性は、おりもののことで悩んだ経験があるのではないでしょうか。
おりものにも色んな色があり、「おりものの色がいつもと違う…」などおりものの異常に気付いてもどうしたらよいか迷ってしまうことも。

おりものとは

デリケートゾーンのにおい

性器の分泌物の集合体で、具体的には子宮内膜から分泌される粘液、子宮頚管から分泌される粘液、膣粘膜からの分泌液や膣から剥がれた古い細胞、外陰部の皮脂腺、汗腺からの分泌液などが混じりあってできています。
膣内の酸性を保って雑菌を防いだり、古い細胞などの老廃物を掃除して体外に排出することで、膣内の清潔を保つという大事な働きをしています。

健康なおりものの色

女性には月経があり、月経周期によって色も変化します。
・排卵日前後2~3日
排卵期は、精子を卵子に送り届けるように体が作用するため、おりものの量も増え、透明なゼリー状の糸を引くような状態になります。
その時、まれに少量の出血が見られることもありますが、ほとんどの場合問題はありません。

・排卵後の黄体期
排卵後は、透明だったおりものがだんだん白っぽく変化し、粘り気も増していきます。
下着について乾いた状態では、黄色っぽく見えることもあります。

・生理前
生理前は、再びおりものの量が増え、白っぽく白濁したり、黄色っぽくなったり、少量の出血が見られるために茶色っぽい色になることもあります。
痛みがある、大量であるなどの症状がなければ、特に問題はありません。

異常がみられるおりものの色

こんな色のおりものが出たら危険信号です!
日々きちんとチェックしておきましょう!

ピンクまたは茶褐色のおりもの

おりものの量が多く、水っぽい、ピンク色や茶褐色のおりものの場合、クラミジア頸管炎の可能性があります。
クラミジア頸管炎は、性交渉での感染が高く、寄生性の細菌であるクラミジアが子宮頚管に増殖して発症する病気で、下腹部痛もあります。

[白っぽいヨーグルト状のおりもの]
白っぽいヨーグルト状のぼそぼそしたおりものが多く出て、かゆみを伴う場合、カンジダ膣炎の可能性があります。
カンジダはカビの一種ですが、普段から皮膚や口、内臓にあり、膣にもあります。
健康であれば、数も少なく問題ありませんが、ストレスや病気、無理なダイエットなどで体の抵抗力が弱まってくると繁殖をはじめ、発症に至ります。
自然に治ることもありますが、再発する頻度も高い疾患です。

くすんだ黄色っぽい鼻水のようなおりもの

くすんだ黄色っぽい、鼻水のようなおりものの場合、淋菌による感染症の可能性があります。
こちらもほとんどが性交渉からの感染で潜伏期間が2~5日あり、排尿時に痛みを伴うことがありますが、無症状である場合も多くあります。
自然治癒では治らず、治療をしないと、子宮内膜症や不妊、子宮外妊娠の原因にもなります。

黄色味を帯びたにおいが強いおりもの

おりものの量が多くなり、においが強くなり、おりものが黄色味を帯びている場合、雑菌による細菌性膣炎の可能性があります。
原因となる菌は、大腸菌やブドウ球菌など膣の周囲に一般的に存在するものですが、体調が悪くなるなどして膣内の自浄作用が損なわれるとこれらの菌が炎症を起してしまいます。

このように、膣の中の衛生状態や菌の状態が変化することで、病原菌が異常増殖したり、感染や免疫力の低下、ホルモンの低下などを理由とする自浄作用の低下によって病原菌が増殖して、おりものに変化がみられます。

おりものが気になる時の対処法

・膣の洗いすぎに注意
やってしまいがちなのが、おりものが気になって過剰に膣を洗ってしまうことです。
ゴシゴシと洗いすぎてしまうと、バリア機能のある常在菌まで洗い流してしまい、かえって雑菌の入りやすい環境を作ることにもなりかねません。
また、通常のボディーソープでは洗浄力が強すぎてしまい悪化する可能性もあるので、デリケートゾーン専用の石鹸で丁寧に優しく洗いましょう。
そして、普段からデリケートゾーン専用の石鹸を使用することで、このようなトラブルを防ぐこともできますので、特に異常がないときから毎日のケアとして使用することをおすすめします。

・少し様子をみて治らなければ早めに「婦人科」へ
婦人科は、おりもの以外にも、生理痛、生理不順、外陰部や膣のかゆみ、不正出血など病気やホルモン、避妊、更年期と、あらゆる女性の体をサポートし、治療を行っています。
内診が恥ずかしいと受診をためらう方も多いですが、悪化してしまう前に受診するようにしましょう。

おりものは、女性ホルモンや体のリズムとともに変化していきます。
基本的には、白色から黄色っぽいものですが、生理前などに茶色っぽくなることもあります。
いつもと違う色やにおいに気付いたら、病気が隠れている可能性があるので、婦人科を受診して医師に相談することをおすすめします。
そして、こうならない為にもデリケートゾーンのケアはデリケートゾーン専用の石鹸で正しくケアしていくことが大切です。